「ポジティブな発想の転換は、人生を豊かにする」
今日の輝くママは樫本里奈さん。「憂鬱なこともワクワクに繋げる発想の転換が大切」と話す樫本さんの素敵なメッセージをお届けします☆
【名前】樫本里奈 (かしもとりな)
【お住まい】福島県田村市
【お子さんについて】2歳11カ月の女の子と、保護犬の柴犬の男の子
【職業】スイミングインストラクター
【最近嬉しかったこと】
自分の思いや物事の説明を、自分の言葉(文章)でできるようになった2歳11カ月の娘。
それが「嬉しいこと」なのですが、せっかくなのでエピソードをひとつ… どこで覚えたのか、奇想天外な発言やおとぼけ発言も連発するようになってきました。
ある日の寝かしつけ中、「ママのお顔触りたーい」と言うので「優しくね〜」と顔を差し出すと…「うわー、ピッチピチ!」と(笑)パパにも言われたことないぞ!(笑)
褒め言葉ではあるのですが、まさかそんなこと言われると思ってなかったので、面白さが勝ってしまいました! 面白い話になってしまいましたが、せっかく娘に褒めてもらったので、「嬉しかったこと」にさせてください(笑)
ちなみに、次の日は「うわー、ブニブニ〜♡」と言っていました…ん?おかしいな…
【輝くママの秘訣】
しなやかに生きること。
私は転勤族ママなのですが、よくかけられる言葉は「転勤や引っ越しがあると、大変でしょう」「お子さんが学校入ったり、大きくなってきたら、連れて歩くのは可哀想よね〜」など、ネガティブな言葉…
もちろん、大変なこともあります。毎回の転出・転入に伴う手続きや、その地域の人間ではないので、口コミや評判もわからないまま、自分の仕事や、娘と遊びに行ける場所を探したり。
でも、きっと、転勤族ではない方には、また別の大変さもあるでしょう。
転勤族であろうがなかろうが、ママであろうがなかろうが、ネガティブ思考なら何でも「大変」になってしまいますよね。
私は、転勤族の夫と幼い娘を連れて、あちこち引っ越しながら暮らす今を、ワーキングホリデーやバックパッカーみたい!と楽しんでいます。 夫の仕事に妻として誇りを持っていますし、転勤族というのも、夫に便乗して私や娘もさまざま経験させてもらえて、むしろ、夫には感謝しています。
ポジティブな発想の転換は、人生を豊かにするにはとても大事なこと。捉え方ひとつで、憂鬱なこともほんの少しワクワクに繋がったりします。
そんな私も、10代の頃大きな挫折を経験し、うつになってしまったり、20代になると、まわりが出産ラッシュの最中、自分は婦人科系の病気を患ってしまい落ち込んだり、副作用と闘うことで精一杯な中、若く容赦のない心ない言葉に傷ついたり…惨めでみっともなくって、毎日カッコ悪くて、前向きになんてなれなかった時期もありました。
人とは少し違う遠回りを、豪快に、たくさんの人を巻き込みながら、してきました(笑)あのときは、皆さんごめんなさい!だからこそ、30代の今、ネガティブな感情や出来事に引っ張られず、ポジティブな発想の転換をすることや、心のしなやかさにたどり着いたのかなぁと思います。
若いときは、芯を曲げずに貫くことが「強さ」だと思っていました。でも、それでは頑固なだけで、うまくいかないときに柔軟に切り替えたり、誰かに寄り添ったり誰かを思いやることができませんでした。
自分の大切な人や、大切にしたいことを明確にし、柔らかく柔軟な心で受け止め、愛を持って伝え、素敵だなって思ったことは、いつか誰かに返す。当たり前のようだけど、これもまた素晴らしい「強さ」。
優しさって、強さ、強さって優しさ…一周回って、私の心の思考は「愛」に戻ったんですね。
いろいろなことがあるけど、「あなたが大事にしたいことは何?」「そのために今、何を考え、何をしたらいい?」「どうしたら楽しくなる?」これが揺るがなければ、いつどこにいても、強く優しくしなやかに生きてけると、私は思っています。
母親になった今は、それを娘にも伝えたいのです。
「何でも楽しむこと」、「しなやかに生きること」は、心地よく生きていく・心地よく子育てするのに、ちょうどいい力加減だとも感じています。
【住んでいる街の好きなところ】
なんといっても、四季折々の里山風景!
家のドアを開けて、少し歩いただけで、きちんと四季を感じられるというのは嬉しいです。
隣町の三春町は、「三春の滝桜」をはじめ、桜の名所がたくさんあります。春以外でも、新緑の桜の木は青々とパワーがみなぎっていて、個人的には初夏もオススメだったりします。
あとは、車で1〜2時間で、猪苗代やいわき、会津にも行けちゃう便の良さも、子連れや、我が家のような犬連れには嬉しいポイントです。
【全国のママ&プレママへのメッセージ】
個人的な考えなのですが、子育ては「結果論」だと思っています。 子どもが大人になったとき、心身健康で、挨拶ができるとか人を思いやれるとか、そういう当たり前のことができる人間になっていたら、それが全てだと思っています。 親がどんな子育てをしたかより、子どもがどう育ったか(育っているか)です。
子育ては、向き合っている最中は、正解がない・結果が見えないものですが、もし壁にぶち当たったり、日々に追われ余裕がなくて、自信をなくしたり不安になったときには、お子さんをよく見てください。
生まれてからこの瞬間まで、たくましく息をして、大きな声で笑ったり泣き叫んだり怒ったりする力を持っていますか?
出産が終わると忘れがちですが、命の壮大な物語は今日までずっと続いています。
きちんと今日まで、その命をつないでこられたママ(パパ)はそれだけで素晴らしい子育てをしているんです。
子どもが今日も心身健康ならば、100点満点!そんな風に、きちんと自分を褒めながら、共に子育てするパートナーやご家族のことも褒めながら、のびのび子育てしていきましょう。大丈夫。
【フリー記述】
冒頭でも触れましたが、私は転勤族ママです。子育てをしながら、引っ越した先だけでなく、近隣市町村など、いろいろな街を巡ってみているのですが、これがなかなか勉強になります。
それぞれの市町村の取り組みや、支援センターの使用感、公以外の子育て支援の団体はあるのか、どのような活動をしているのか、ママたちのニーズ、異なる地域性の壁、新しい情報や画期的な取り組みに出会ったり。
「普通のお母さん」なのですが「転勤族ママ」だからこそ、さまざまな地域でインプットする機会や、新しい発見にとても恵まれます。
転勤族だからこそ、他の街でインプットしたことを、次の街でアウトプットして、その地域のママたちや行政の方々、子育て支援団体の方々と、その地域の地域性やニーズに合うように、きちんとすり合わせをしていけば、その地域に合った子育て支援や育児サポートを、見直したり、新しく試みる機会に繋げられる。
引っ越しの度にアクションを起こしていったら、いろんな地域の子育て支援や育児サポートの水準を、引き上げられるんじゃないか…いや、引き上げたい!という思いを抱きはじめました。
現在、実現に向けて、まずはお母さんたちの声を拾うディスカッションを!と、少しずつ準備を始めました。 普通のお母さんだからできることがあります。普通のお母さんの声が欲しいです。
個人で動き始めたので、まだ窓口はありませんが、これを読んだ田村市のお母さん方、ご賛同いただけましたら、そのときはこちらからも頑張って発信していきますので、気軽にご参加ください!
ライター:福島支部 添田麻美(2019.11.8)
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