大畑裕子さん＜高知県＞ママそら「今日の輝くママ」No.1076

「子どもたちの成長を楽しみ、パパ、ママも共に育つ喜びを感じられるようにお手伝いをしたい」

今日の輝くママは、大畑裕子さん。
日々の生活のなかでマイナスな感情をコントロールして、子どもに余裕を持って接するようにしているという大畑さんからのメッセージをぜひご覧ください☆

【名前】大畑裕子(おおはたひろこ）

【お住まい】高知市

【お子様について】息子2人、14歳と8歳、
8歳の次男は自閉症スペクトラムと軽度の知的障害があり特別支援学級に在籍しています。妊娠中からトラブル続きで、生まれてからも一筋縄ではいかない子育てをしています。昨年は学校の先生と上手く関係を築けなくて不登校も経験しました。

【職業】
日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントファシリテーター®️、キッズインストラクター®️、看護師

【最近嬉しかったこと】
不登校になり4月に転校した次男が、転校先で担任の先生やお友達の良い環境に恵まれ、毎日学校に行けるようになったこと。

【輝くママの秘訣】
輝いているかどうかはわかりませんが、日々の生活のなかでマイナスな感情をコントロールして、子どもに余裕を持って接するようにしています。
特に次男に関しては成長が通常よりゆっくりでできないこともたくさんありますが、できないことばかりを気にするのではなく、できること、出来るようになったことに着目してスモールステップでの成長を当たり前ですが、喜び見守るようにしています。

【住んでいる街の好きなところ】
高知県は自然豊かで、素敵な場所がたくさんあります。
住んでいるところから車で1時間弱の仁淀川町の仁淀ブルーは美しさに心が洗われます。

【全国のママ&プレママへのメッセージ】
子どもに関する悲しい事件を目にするたびに胸が苦しく、悲しくなります。
私も育児と仕事の両立や、子どもたちにどう向き合うか、障害のある次男の育て方に悩みしんどい時期が長くありました。

子どもたちにイライラをぶつけることもよくありました。
このままではいけないと思い、4年前からアンガーマネジメントを学び資格を取りました。
今は、2人の子どもそれぞれに感情をぶつけることなく、穏やかに接することが出来るようになっています。
思春期真っ只中の長男は、小さな頃とまた違う難しさもありますが「思春期を楽しむ！成長ホルモンと戦わない！」をモットーに見守る、自分で決めて行動できるように私が子離れをしている最中です。

小さくて手のかかる時期はあっという間に過ぎていきます。
いま、子育てがしんどい時があるパパママさんがいたら、
子どもたちの成長を楽しみ、パパ、ママも共に育つ喜びを感じられるようにお手伝いをしたいなぁと思います。

【目標・活動など】
アンガーマネジメントファシリテーター®️、キッズインストラクター®️の資格取得後、現在は「アンガーマネジメントnicotto」を立ち上げ、主に高知市で講座や研修会をさせて頂いています。
保育園やPTA研修会、地域の小児科クリニックでお話させていただく機会も増えました。
育児に余裕が無かったり、ワンオペ育児でしんどいママさんにアンガーマネジメントを通して心の整え方をお話ししています。
リピーターさんがいることや、相談を受けることがあるのがとても励みになっています。

また、障害のある次男を育てていることで、自然と仲間ができ昨年より「こうちうつぐみの会」というサークルを立ち上げ、情報共有や相談し合ったり、ランチ会をしたりして横のつながりの場を作っています。

今年から発達を考える会「Hug me」のお手伝いもさせていただくことになりました。
それらの活動の他に学校とのつながりを大切にしたいので長男、次男の学校でPTA活動にも力を注いでいます。