今日の輝くママは、三橋鈴加さん。
出産後の育児と介護、流産や死産・・・壮絶な体験をしながらもご主人や家族と乗り越え、毎日を大切に前向きに生きようとする三橋さん。言葉にしにくい過去を勇気をもって「それも私自身だから」と、告白してくださいました。本当の「前向き」についてお話しいただきます。そんな三橋さんからのメッセージを是非ご覧ください。
【名前】三橋 鈴加(みつはし すずか)
【お住まい】青森県つがる市
【お子様について】長男(6年生)、長女(4年生)、次男(1年生)
【職業】農業(水田)
【最近嬉しかった事】
小さな幸せを、素直に感じられている事。
【輝くママの秘訣】
●「今日いい日だね」と、まず朝に自分に言う。そして、家族にも言うこと。
●「幸せのため息」をする!
美味しい物を食べお風呂へ入って、マッサージされて、素直に「あーしあわせ!」と言葉にする。
●「感謝の氣持ち・あいさつを伝える事」
友達や知人はもちろん、毎日一緒に過ごす我が子や大切な夫に「おはよう」「おやすみ」「いってらっしゃい」「いってきます」「おかえり」「ただいま」「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」「お疲れ様」の言葉をちゃんと伝えます。
●小さな幸せに氣づく自分。
・道端の、草木、花が綺麗
・夜空の星が綺麗
・朝日、夕日が綺麗
・美味しい物を食べた時
・親切にしてもらった時
・お出かけした時
など、素直に自分の感じた氣持ちに、寄りそう事。小さな幸せを感じられると、幸せがいっぱいになりますし、逆に、辛い、苦しい、我慢を積み重ねると、ある日、大爆発してしまいます。「私が私らしく居る事」は本当に大切にしていきたいと思っています。
【住んでいる街の好きな所】
春は、水田に、逆さ岩木山。秋には黄金色と岩木山。岩木山が綺麗に見える季節折々の田園風景がとても魅力です。また、つがる市は、子供医療費助成、福祉サービスなどが充実。市役所の人がとても親切で過ごしやすいまちになっています。
【全国のママ&プレママへのメッセージ】
私自身、農家で育ち、150年ほど続く~農家に嫁ぎました。長男の嫁です。夫を中心に、私と二人で水田作りしています。今年、結婚13年目を迎えました。
結婚1年目から、子育てと介護が同時の生活のスタート。最終的に、義父母、義祖父母が介護が必要となり全て対応してきました。当時、初めての子育て。それに加えて介護があり、喜びの中に不安と不安と不安・・・が、いっぱいになっていました。それでも、「これ以上に大変な事は、ないだろう。」と、前向き考えとにかく頑張っていたのを思い出します。しかし、その反面、自分が頑張れば頑張るほど、自分自身がイライラしていることに気づきます。氣持ちに余裕がもてず、いつも周囲に対しても自分に対しても怒っていました。
そんな生活が6年続き、子育てにも影響が出始めます。実は、1年間私には「笑えない時期」がありました。その時に感じたこと。「何か起きた時に、自分や家族が頑張るだけでは、解決出来ない事がある。」ということ。身近な人、同じ体験をした事のある人、その道の専門の先生に相談したり、福祉サービスや施設などを利用する事がこんなにも大事なんだと改めて実感しました。困ってる時は、誰かに「助けて!」と、お願いして良いのです。
また、我が家は夫の両親と同居でしたので子どもを含めると家族は9人になるはずでした。今は5人家族。義両親とも施設に入っています。そして結婚当初、子供は5人を目標に夫と話していましたが、4人目は流産。5人目は、今年、死産の体験をしました。
さらに、あまり人にはお伝えすることを悩んだのですが、この場をお借りしてお伝えしようと思ったことがあります。私の子供には、軽度の発達障がいがあります。「普通とは何?」と、日々考えさせられている環境にいます。それでも、どんな子でも、私のかけがえのない可愛い子には変わりありません。この世に生まれ、生きているだけでも凄いことなのです。1人、1人が、特別です。みんな、違っていい。違うから、楽しいのだと思います。この世の中も、普通の枠にだけとらわれずに、やりたい事、楽しい事が出来る様になっていったらと願います。私が、私らしく楽しく過ごす事。そして、子どもたちにも、楽しく、好きな事や得意な事を伸ばしてあげたいと考えています。
どんな時にも、支えてくれたのは、同じ体験をした方々やお話を聞いてくれる方、身近な友達、そして、夫と子どもたち。夫は本当に優しく、全てを包んでくれました。子供達は、1人1人がママ想いで、すごく心の成長が見られ本当に助けられました。友人や家族からの、大きな愛を本当にたくさん頂いたおかげで今があります。
【目標、活動など】
現在、青森県の『「vicウーマン」(地域をよりよい「農林水産業とくらし」を指揮する女性リーダー)』と、一昨年に、立ち上がった「はだけ農+女子」(青森県全体の若手農業女子)に所属して勉強をしてます!そして今後は、「農業を、通して地域を盛り上げたい!」と考えています。将来の目標は「体験型、農家民宿」。自分が出来る範囲で、無理はせずに私が楽しんで出来る事を、目指して生きたいです。
また、今の時代は、便利なモノがとても多く、それと等しく私達の生活には、時間に追われセカセカして毎日毎時間が本当に忙しいように感じます。もう少し、氣持ちに余裕を持てる生活にしていけるようにこれから過ごしていくのも目標です。その一つに、昔の「古きよき時代」の良いところを少しでも取り入れ、自分の家庭で食べるものはなるべく自分で作って行こうと家庭菜園をスタートしました。
夫の理解が嬉しい。感謝です。よく周りから、仲のいい夫婦と言われます。仲良しでいられる為にしている事。お互い束縛しない。でも甘える時は、甘える。助けて欲しい時は、助けあう。小さな事にも、文句はつけない。そして誉めます。「大好き!愛してる、ありがとう」をきちんと伝えています。なぜなら、私の1番の味方は夫です。どんな私でも受け止めてくれる夫がいたから、子育てと介護が辛くても、様々な困難を乗り越える事ができました。大事な子どもを亡くした辛さは消えませんが、共に分かり合える夫のおかげで日々を大切に生きていく事ができています。夫は、私の「最幸のパートナー」です。
そして私の人生の主役は、私。見えるもの聞くもの全てが、私へのメッセージだと受け止めています。だからこそ、何歳でも「やる!」と、思った時に始めることにしました。
今後も、大切な人たちとともに、自分を大切に、様々なことにチャレンジしていきます。
たくさんの女性が、前向きにしあわせに生きていけますように。
☆三橋鈴加Facebook
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ライター:福島支部 景井愛実(2017.10.6)
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