笑顔あふれる家族を目指す、子ども・夫との関わり方 ~経験という財産~
- 2013/5/28
- 暮らし/趣味
平野真理子
ママが子育てを楽しむため為に必要な心の余裕を作り出す
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ベビー手話教室はサインのやり取りだけにとどまりません。
乳幼児期の人格形成に重要な影響を及ぼす親子の関わり方についての知識をお伝えし、
それに基づいた関わり方を実践して頂くものです。
今週お届けするコラムでは、親子間や夫婦間の関わりを見直して
笑顔あふれる家族を目指す、自己肯定感を育てる親子の関わり方、
そして、「自分で考え、決断し、行動できる子供」に育てる
乳幼児期の関わり方をお伝えします。
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乳幼児期の価値ある経験
皆さんは子育てをしていく中で、「臨界期(感受性期)」という言葉を耳にされたことがあると思います。
お子さんを取り巻く環境によって、脳の中で覚えたり感じたりする神経回路が集中的に作られたり、回路の組み換えが最も盛んに行われる時期のこと。よく『絶対音感は3歳まで』と言われるのがこの中の一つです。
このことを踏まえて、早期教育を推進されている方もいらっしゃると思いますが、絶対音感や言語、数学的能力や運動能力以外にも人間として生きていく際に重要な経験というのは多岐に渡ります。
例えば、本を読むこと。乳幼児期から本と仲良しになっておくと、大きくなってから、自分で本を楽しんで読むことが出来るようになる。
例えば、スキンシップ。乳幼児期に抱っこされた経験があまりないと人に触られることが不快になる場合がある。
例えば、思考の癖。乳幼児期に怒られることや指示されることが多いとネガティブな思考パターンを多用することになる。
赤ちゃんたちの日常の遊びやいたずらの中にも、その時期に経験すべき行動が潜んでいることがあります。それを全て大人側の都合で「ダメ」にしてしまう事は、実は、とてももったいないことなのかもしれません。もしかして今、「ダメ」と言ったそのことで後に天才と呼ばれる才能が形作られていくかもしれないのです。好ましくない行動でも、その行動の背後にあることまで想いを馳せることも、ママとして求められるスキルのひとつなのかもしれません。(※社会性を踏まえたうえでの線引きは必要になると思いますが……)
では実際に乳幼児期をどのように過ごしたらいいのでしょうか?
主な養育者(大体はお母さん)が愛情を持って、お子さんと色々な物事を感じあい、一緒に楽しむことが大切だと思います。お子さんが1人で経験するのではなく、お父さんやお母さんと一緒に楽しく経験することがポイントとなります。大好きなお父さんやお母さんと一緒に楽しくできることであれば、どんどん好きになって、それがお子様の才能として芽吹いていくのではないでしょうか。それは特別な経験でなくても大丈夫。ご家庭で日々の接し方の視点を変えて、お子さんが今、興味を持っていることにフォーカスし、それを伸ばすような関わり方を意識してみましょう。どんなことでも、継続して経験を積み重ねていくことで、特別な才能として認められるものになると思いませんか? お子さんの才能はどこから花を咲かせるか、わかりませんものね。
そして、赤ちゃんの時から、1人の人間として尊重し受容、共感し、更には社会性を身につけることによって、自分で考え、自分で決断し、自分で行動し、自分も他人も大事にできる人間へ成長するという素晴らしい花を咲かせてくれるのではないでしょうか。
<プロフィール>
2006年よりママの心に寄り添うセラピストとして活動
2007年に藤沢市鵠沼海岸に
ハワイアンスピリチュアルロミロミサロン OiaioLima オープン
2011年より飛騨高山に移転し、
ハワイアンスピリチュアルロミロミサロンとベビー手話教室を主宰。
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明日のコラムでは、「感受性と表現力」についてお話いたします。
親子が笑顔になれる場所 オイアイオ・リマ
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