「ママが笑顔になるための、女性のためのアロマセラピーVol.6」〜女性のライフサイクルとアロマセラピー〜
- 2014/5/14
- 支部
子供もパパもママの笑顔が大好き♥
こんにちは。看護師セラピストの岡 栄美(よしみ)と申します。
ママが笑顔になるための女性のためのアロマセラピーを15回にわたりご紹介いたします。
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6.女性のライフサイクルとアロマセラピー
○女性の体はライフサイクルごとに変化している
女性の一生は小児期、思春期、成熟期、更年期、エインジング期といったライフサイクルに分けて考えることができます。
思春期になるとホルモン分泌が急激に活発になることで心身の安定を欠きやすく、時として月経不順や月経痛、情緒不安定などのトラブルがあれわれます。
成熟期には、妊娠・出産という肉体的にも精神的にもドラマティックな出来事があり、
そのあと更年期に移行するとホルモン機能の減退によって更年期症状といわれる不調が生じてきます。
このように見てみると女性の体は一生を通じて女性ホルモンの変化に大きく影響をされており、男性に比べると体内のホルモン環境がより複雑であるがゆえに、女性特有の病気やトラブルに見舞われることも少なくありません。
体と心の調和を図って生体のもつリズムを整えていくアロマセラピーは、女性の体に対して穏やかに、かつ有効に作用するケア方法として使えるのです。
○女性の体をコントロールする精油の力
アロマセラピーに用いられる精油は、殺菌作用・抗炎症作用・鎮静作用など様々な作用を持っています。中には「ホルモン調整作用」「通経作用」など、女性にかかわりの深い働きを持つ精油もあります。
特に女性特有のトラブルの解消や症状の緩和によく用いられるホルモン調整に効果的な精油としては、クラリセージ・ジャーマンカモミール・ローズ・ジャスミン・サイプレス・セラニウムなどがあります。
これらの精油は、内分泌系を刺激して、穏やかにホルモンのバランスを整える効果があるので、月経不順・月経前緊張症・更年期症状などに使われます。
ただし、これらのホルモン調整作用のある精油は妊娠初期に使用できません。妊娠の安定期でも使用方法や量などには注意を払う必要があります。
また、通経作用(月経を誘導、あるいは整える)のある精油もあります。主に無月経や月経不順に効果を発揮しますが、月経を起こす作用ですので、妊娠初期や流産経験のある人は使用不可。
フェンネル・ニアウリ・セージ・カモミール・ジュニパー・ペパーミント・マジョラム・ローズマリーカンファ・クラリセージなどは妊娠中の使用は注意してください。
女性の体はホルモンの分泌によって日々変化します。昨日は気持ちに余裕があって子供にも優しく接していたのに、今日はなぜだかイライラして子供にも怒ってしまう・・・なんてこと誰にでもあると思います。
アロマセラピーで少しでも心と体の調和をはかることができ、いつも笑顔のママでいることができたらいいですよね♬
私も・・・アロマを始める前と始めてからの違いは実感しています。
次回からは、女性の各期においてどのようにアロマを使えばよいのかをお話ししていこうと思います。
次回は思春期(8~18歳ごろ)です。きっとたくさんトラブルがある時期・・・うちの子供も今まさに思春期です。
☆岡 栄美
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