片付けで子どもに自主性を備わせる ~リビングルームの作り方~



インテリアコーディネーター 小島真子

小さいころから、お部屋の模様替えが大好きでした。
でもその半面、片づけは苦手で。
子どもの頃は母に、高校生の頃は友達に、OLの時は妹に、
主婦になりたての頃も旦那様に部屋を片づけてもらってと……。
どうして苦手なのかな?と思ったときに、
片づけの方法を教えてもらっていないのかも?という点に気付きました。
それから、どうしたらめんどくさくなくお片付けができるのか?
という部分が気になるようになり、収納方法をマスター。
それでも、子育て時の日々の片づけは、まさに私にとっては試練の連発。
そんな現状をおくっている私と同じ想いをされている方に、
少しでも私なりのコツをお伝えできればいいなと思っております。
 
…………………………………………………………………

子どもがいても散らからないリビングルームの作り方

 

<POINT>
必要なものを必要な場所で~モノの指定席づくり

沢山のママから質問されます。
“子どものものでリビングがあふれちゃいます”“子どものおもちゃの収納場所を設けたいんです”
我が家も1日で床はゴミ箱状態。掃除機、クイックルワイパー欠かせません。むしろ、手で取ったほうが早い位大きなゴミらしきものがゴロゴロ散らかっています。
散らかってしまうということは、言い換えれば物が集まってしまうということ。
 
我が家の床に沢山集まってしまう物たちをご紹介すると……
 
★子どもの脱ぎっぱなしの洋服
★お菓子の袋
★テレビのリモコン
★たたんだ洗濯物
 
まず、リビング内に集まっているものを把握しましょう
集まるということは、物が自分の帰るべき場所に帰れず迷子の状態なのです。
 
こうした時は、きちんと物をお家に帰してあげなくてはなりません。また、お家は、仲間同士近くの場所にすることを心掛けてくださいね。
 

 
テレビのリモコンでしたら、テレビの近くに。そうすることによって使うものを使う場所で収納することができ、無駄な動作を省くことができます。ここが一番重要です。物の指定席だけを作ることが重要と思われがちですが、その指定席を仲間同士の近道の場所に設けてあげることで、物を元の場所に戻しやすくなります。元に戻すが一番大切です。
 
次に私が気をつけていることは下記の2点。
 
・収納量が多い家具を使用(壁面収納付テレビボード、収納付リビングテーブル、スツール等を利用)
・床の上の直置きする物はなくす(床面積が狭くなるのと掃除がしにくい点から)
 

※我が家の壁面収納TVボード
上段以外はすべて子どものものが入っています。中はBOXを入れてあり、そのまま棚の外へ持ち出せるようにしてあります。
 
また、常時利用する収納場所に収納するものの割合に注意する。詰め込みすぎないというところがポイントです。収納したものが取出しにくいとかえって他のものも出す状態になり、二度手間になります。
 
最後に、“まぁいいっか”って思うこと。
子どもがお片付けをしないで遊びに行っちゃった~ってなると、必ず帰宅したときに私の雷が息子にゴロピカリと。ただ、今週一週間に渡りお届けする残り4回のPOINT部分さえきちんと守っていれば、まぁいいっかの繰り返しでも大丈夫。
とは言え、それでも時々鬼のように角が生えてしまうことはありますが(笑)
 
明日は「散らかしっぱなしのお片付けができない子どもの実態」についてお話したいと思います。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
…………………………………………………………………
<プロフィール>
プロフィール
自営の建設会社のインテリアコーディネーターの他、フリーのインテリアコーディネーターとして活動。各種メディアへの掲載実績あり。他にもセミナー講師、執筆活動などインテリアを軸に幅広く活動中。
インテリアコーディネーター小島真子Blog
http://ameblo.jp/komajimako/
現在執筆中のコラムサイト(家結び)
http://iemusubi.com/column/author/13
 
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黄野 いづみママそらディレクター

投稿者プロフィール

株式会社ママそら ディレクター
株式会社LIVLA 取締役
ピープルビヨンド株式会社 取締役
16歳で単身アメリカへ留学。学習院大学に入学・卒業し、その後に再度渡米。テレビ局や日系メディア会社にてインターンとなる。帰国後は出版社で、約10年間、広告営業や企画編集ライターなどに従事するとともに、プロジェクトマネージャー、チームリーダーを経験する。出産を機に独立。
「子どもの輝く未来のために、子どもの心を育み親子でHAPPY に!」をコンセプトに、木製玩具、アートグッズの輸入販売や心を育む遊びの提案を行っている。海外生活の経験を活かし、楽しみながら英語に触れることのできる遊びも紹介。グローバル時代を生きる子どものために、豊かな感性や表現力、発信力、人間力を育むプロジェクトに取り組んでいる。
株式会社ママそらでは創業時からディレクターを務め、複数のプロジェクトの統括やスタッフ管理・育成に携わるとともに、ライター育成も行っている。
HP  http://www.twinklekidsstar.com
Facebookページ https://www.facebook.com/kidsstarjapan

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