「『できない自分を子どもにも認めてもらう』こと」
今日の輝くママは認知症ラジオ番組パーソナリティーとして活躍されている速水ユウさん。
ユウさんの素敵なメッセージをお届けします☆
【名前】速水ユウ (はやみゆう)
【お住まい】大阪府守口市
【子ども】7才男児と4才女児
【職業】
認知症ラジオ番組パーソナリティー、作家、保健師
【最近嬉しかったこと】
『ママはオレンジが好きやろ?』と私の好きな認知症カラーのオレンジの自転車を子どもたちが選んで、家族で買ってくれたこと!
オレンジは認知症啓発カラーですが、子どもの虐待予防のオレンジリボンのカラーでもあります。
認知症にも、子どもにもやさしいカラーだと私はとらえていて、子どももわかってくれている気がして、嬉しかったんです。
【輝くママの秘訣】
『できない自分を子どもにも認めてもらう』ことかなと思います。
私は一点集中型なので、凝ったキャラ弁を作ったかと思うと、次の週は、弁当自体を作り忘れて仕事に行ってしまい、母に即席で弁当を作って届けてもらうようなことがあります。
遠足にスポンジボブ押し寿司お握りを持たせ、よけい食べるのが遅くなり、可哀想なことをしてしまったことがあります。
やりすぎて失敗、やらなすぎて失敗、いつもその繰り返しです。
器用に多くのことをちょうどいいぐらいにこなせないママをそのまま受けとめてもらうことが、無理のない育児の秘訣かなと思います。
【住んでいる街の好きなところ】
淀川の河川敷の近くなので、広いところで凧上げや蝶とりなどができるところがいいです。
【全国のママ・プレママへのメッセージ】
私自身、元々育児より高齢者のことに興味がありましたし、一生独身で子どもも持たないかもと思っていましたので、妊娠、出産、育児は何だか自分の人生の中でとても新鮮な出来事でした。
『ママ』っていう新しいアイデンティティーが加わったことで、自分が成長でき、生き方の幅も広がったなと。授乳で寝られないときは大変でしたが、めいいっぱい育児も楽しんできたなと思います。
高齢者のことと子どものことを学んできた中で、感じるのは共通点がいっぱいあるということ。高齢者や認知症の人にいいことは、たいてい子どもにもいいんです。
例えば、妊娠中は赤ちゃんの細胞を作るために、葉酸が重要と言われますが、細胞が減っていく高齢者にも、やはり葉酸が必要なんです。
認知症の人に塗り絵がいいとか、運動がいいとか言われますが、これから脳を発達させないといけない子どもにも結局いいんですよね。
これから認知症の人や高齢者が増えるので、認知症予防にいい情報等がメディアで増えてくるかと思いますが、子どもにもいいかもしれないと思い、メディアに接していると、情報が2倍楽しめるのではないでしょうか。
また、子育て中は、なかなか自分の運動はできないものなので、無理はせず、子どもと一緒に遊びながらの運動を意識するのがいいかと思います。
【目標・活動など】
今は『認知症介護ラプソディ』というラジオ番組を中心に活動していますが、認知症にやさしい社会は結局子どもにも、障がい者にもやさしい社会だと思います。
先日、梅田の阪神のスナックパークという立ち食いの店が並ぶ所で、車椅子の高齢者や障がい者、子どもが利用できる低いテーブルができているのを見つけました。『みんなにやさしい』を体現すると、こういうことなんだと感動しました。
ユニバーサルにやさしいまちやユニバーサルにやさしい人を増やしていく。そんな活動をラジオや本などを通して、これからもやっていきたいと思っています。
ホームページ:
https://yu-hayami.site/
ライター:関西支部 田中佐江子 (2020.3.18)
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