里見織子さんママそら「今日の輝くママ」No.993

「人と比べず、常に自分にとって最高の自分でいる事。」

今日の輝くママは、ドイツハンブルグにお住いの里見織子さん。在独15年の経験を生かし、デザイナー業を中心に、日本とドイツで活躍されている里見さんからのメッセージをお届けします。

【名前】里見織子（さとみしきこ）

【お住まい】ドイツ、ハンブルグ

【子ども】長男、2ヵ月半

【職業】デザイナー（Shikidesign）、オーガニックコスメ・オンラインショップオーナー（Shikiko -Online Store Japan-）

【最近嬉しかったこと】
・妊娠して子供を出産した事。
毎日子供の顔を見る度に、ママのところに来てくれてありがとう、という感謝の気持ちがこみ上げてきます。

・私のYouTubeチャンネル『ShikiStyleFile』で投稿した動画を見て、知らなかった、情報ありがとう、というお礼の言葉をもらえた事。

・デザインのお仕事では、クライアント様の要望に応える事が出来て、『あっという間にデザインしていただき、私のイメージ通りの仕上がり』や『魔法みたい』、『デザインがリニューアルして、仕事に対してのやる気が出てきました』と嬉しい言葉を頂けた事。

【輝くママの秘訣】
まず、自分がハッピーでいる事。
自分に正直に嘘をつかず、したいことをする。（子供がいるからと言い訳をしない）
人と比べず、常に自分にとって最高の自分でいる事。

【住んでいる街の好きな所】
ドイツに来て15年になります。
長い事住んでいると、いろんな事が当たり前のようになると思いますが、今でも毎日のようにハンブルクの街は綺麗だなあと感動しています。

ハンブルクの街の一番好きなところは街の大きさです。
田舎という訳でもなく、かといって東京みたいにゴミゴミしていない。
私にとって、とても住むのに心地が良いです。

子供が出来て分かった事ですが、妊婦や子連れママを手助けしてくれる方がたくさんいます。
バスや電車でも、妊婦さんは必ず席を譲ってもらえますし、ベビーカーを運んだりと手伝ってくれます。

最後に何と言っても私の一番のお気に入りは港や運河がある事です。
天気の悪いハンブルクですが、運河や港がある事によって、開放感があり明るく見えます。

【全国のママ&プレママへのメッセージ】
妊娠、出産を経験して初めて、ママになるってこんなに嬉しい事だと気付きました。

出産してからまだ２ヶ月半ですが、息子を通して知り合った人達、学んだ事、ドイツ人のパートナーとより深まった絆。
得た事がたくさんあります。

ママになって大変な事もあります。
例えば、妊娠する前は、妊娠しても出産してもバリバリ働くと思っていましたが、今まで普通にやっていた事（食事、お風呂）でさえ、自分の思った時間帯に出来なかったり。
この経験から、ゆっくり休む事の大切さを知りました。

だから、今では諦めて（良い意味で）、周りの人にたくさん甘えて、相談に乗ってもらいながら子育てをしています。
お友達にたくさん先輩ママがいて、お手本に出来るので、心強いです。
ドイツ人のパートナーも凄く子育てに協力的で、自ら色々手伝ってくれます。
たまに、悪いかなあっていう気持ちも出てきますが、その気持ちをぐっと抑えて（笑）頼んでいます。

そして、一番出産後に助けられた事は、料理研究家の友人に出産してから４週間、週に１回お食事を作りに家まで来てもらった事です。
ドイツではなかなか食べられない日本食も作って頂いたので、母乳の出も良かったです。日本人はやはりお米を食べると元気になりますね。