「透明な心で純度を保てるように心掛けています。」

今日の輝くママは涼恵さん。神職(神主)で、シンガーソングライターとして活動しておられる異色の経歴の涼恵さんのメッセージは、気持ちが穏やかに、清らかになるような気がします。愛情と感謝があふれるメッセージをお届けします☆

【名前】涼恵 すずえ

【お住まい】東京都 吉祥寺
実家は神戸三宮で、お仕事の関係でよく帰省しています。

【子ども】6歳の女の子 1人。

【職業】シンガーソングライター・神職

【最近嬉しかったこと】
娘が父親の誕生日に、自分のお年玉でプレゼントを買ってきてくれました。
「いつももらってばかりだから、私からもあげたかったの。」と言って、1人で品物を選び、1人でお会計までしてきてくれました。

見守りながら、嬉し泣き。
子供の成長を感じる嬉しい一コマでした。

【輝くママの秘訣】
子供と一緒にいっぱい笑っていっぱい泣くこと。

【住んでいる街の好きなところ】
井の頭恩賜公園。吉祥空園で日向ぼっこ。自然と芸術が混ざり合っている日常や風景が吉祥寺の好きなところです。

今でもよく帰る実家神戸三宮は、海と山が近く街並みはフラワーロードというだけあって、微かにお花の香りが漂ってきます。さりげなく彫刻やベンチが配置されていることも憩われて大好きです。

【全国のママ・プレママへのメッセージ】
この度はご縁をいただき、こうしてメッセージを送らせていただけることを光栄に感じています。

”ママ”って命を育む存在として、日々生きてゆけること自体がとても幸せなことだと思います。そんな存在になれたことを家族と一緒に楽しみながら受け入れながら、自分自身も笑顔でいられたら素敵だなって思っています。

ただ、頑張り屋のママさんは、自分のことを後回しにしすぎて、日常の中で気付かずに無理をしてしまっていることがあるかもしれません。子供のことも、旦那さんのことも、自分のことも、どちらも大切だから。そのバランスが難しいですよね。

私もふと1人になった時に、気付いたら泣いている自分がいます。
意識としては、泣きたかった訳じゃないのに、自然と涙が溢れてくる。そんな時間がよくあります。
でも、その後はどこか清らかな気持ちでリフレッシュできているんです。

時には自分の為に泣いてあげてください。
きっと気持ちが晴れます！

【目標・活動など】
私はブラジル生まれの神職(神主)で、シンガーソングライターとして活動しています。

サンパウロで生まれ、帰国後は神社で育ちました。ニューヨークの国連NGOで働いていた時期もあります。そんな環境だからこそ、感じることができた経験や想いを歌にして歌っています。

「よく二足のわらじで大変ですね。」と言われますが、歌手として作品を作り歌うことも、神職としてご奉仕することも、どちらも”祓い清める”ことが自分のお役目なのではないかと感じています。

先程、泣くことについて綴りましたが、日常的に簡単にできるお祓いって実は涙を流すことだと思うんです。

だから、リスナーの方から「何故だかわからないけど、涼恵さんの歌を聴いて涙が出た。」と言われると、とてもありがたい気持ちになります。

禊＝身を削ぐ。
泣くことで、少しは余計なものがなくなってくれるのかもしれません。

娘との関係
<3つのお約束>
基本的には娘の個性を信じて、細かいことはあまり叱りつけませんが、3つだけ、心掛けようねって伝えていることがあります。
1.「ありがとう」「ごめんなさい」をキチンと伝えること。
2.ご挨拶を大切に！
3.不平不満を言わない。

これは自分自身も心掛けていることかもしれません。
それさえ身に付けていれば、あとは本人が周りの環境や周りの方々から勝手に教わり吸収してくれるんじゃないかなって思うんです。

子育てへのアドバイスなんて、とてもできませんが、

私は、心に余裕がなくなってきたなと感じる時、初めて娘と目が合った瞬間のことをよく思い出します。
産まれたばかりの彼女と初めて目が合った瞬間、思わず手を合わせました。
「一生お仕えします。」何故だかそんな言葉が自然と溢れてきました。
あぁ、この子は本当に神様からの授かりものなのだと本能的に感じ、その神聖な存在に対して目を閉じて手を合わせました。
その時の感覚が、今でも私の支えになっています。

でも実際のところ。娘が大きくなるにつれ、しっかり者の彼女は「私がお母さんを守るの！」「違うよー、お母さんが○○○ちゃんを守るの！」とお互い言い張っていますが…(笑)

今年はCDデビューをして15周年を迎えます。それを記念して3rdアルバムの制作と記念コンサートの開催を大阪と東京で予定しています。

涼恵15周年記念事業運営実行委員会が立ち上がり、思いがけないほど多くの方々のご協力を得て、1人では成し得ないことが実現してゆく過程に、毎日頭が下がりっぱなしです。

自分が表に立たせていただく時には、それだけ裏で支えてくださる方がいるということ。
その存在は家族におけるパパやママに似ているかもしれません。
プライベートでそんな役割をいただいているからこそ、日頃の感謝を忘れずに、その時その時に感じた真実をこれからも歌ってゆけたら幸せです。

その為には、視野を広く、あまり先入観や不安や疑いを抱かずに、透明な心で純度を保てるように心掛けています。

私の場合は、自然の中で日向ぼっこしたり、神社にお参りしたり、娘と一緒にプラネタリウムや美術館に出掛けて、美しいものを見て感じたいだけ感じて、感動して喜んでいると、心がクリアになる気がします。

ライター：関西支部　田中佐江子　　（2017.6.7）

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