「ちょっとだけ勇気を出して。1だけがんばってみましょう。「0よりは1」です。」
今日の輝くママは、井上千加子さん。そこにいる子どもたちのために、最大の愛を用意し、わくわくをいっぱいの引出で楽しませてあげたいと伝わります。科学を通じて幸せを届けてくれる井上
さんの愛たっぷりの素敵なメッセージお届けします。
【名前】井上千加子(いのうえちかこ)
【お住まい】函館市
【子ども】11歳と8歳の男の子二人
【職業】
幼稚園児向け、小学生向け、親子向け科学実験教室講師
特別支援教育支援員
幼稚園非常勤講師
平日は、支援員として、中学校の特別支援級の先生方と生徒さんのお手伝いをしています。
放課後や休日、夏休みなどの長期休みに、幼稚園児や職業、そして、その保護者向けの科学実験教室を開いています。
【最近嬉しかったこと】
長男が、買い物の荷物を、頼んでもいないのに黙って持ってくれるようになったこと。
重いからいいよと言っても、いいからと言って毎回持ってくれるので、優しいなぁと感動中。
【輝くママの秘訣】
その時その時の状況を面白がって過ごすことができると、楽しい毎日が積み重なっていくのかなと思います。
嬉しいこと、楽しいことはもちろん、思ってもみなかった状況になったり、悲しいことやあり得ないことが起こったとしても、旦那さんや家族や友人に、話のネタとして一緒に笑い飛ばして、怒ったり泣いたりしている自分のことも満喫しながら過ごせると、肩の力が抜けて、楽しい毎日になると思います。
【住んでいる街の好きな所】
空の色がきれいなところです。
【全国のママ&プレママへのメッセージ】
自分に子どもがいるって、本当に奇跡的なことだと思います。
長男が産まれる前に、ひとり、お星さまになった子がいるので、心からそう思っています。
どんな仕事でも代わりになる人はいるけど、その子のママという立場だけは代わりがいないものだと思っているので、私の人生のなかで一番大切なのは、息子たちとの関わりだと思っています。
でも、子どもが自分の近くにいて、自分をまるっとひつようとしてくれる期間というのは、とても短くて、例えば、うちの長男は11歳なので、あと数年したら、一緒に暮らすこともなくなるかもしれないと思うと、毎日毎日がとても貴重です。
子どもが赤ちゃんで、夜泣きや授乳でほとんど寝る時間がとれなかったり、後追いがひどくて、トイレもドアを開けたまま入らなきゃならない日々が続いている時には想像もできませんが、確実に、夜は一人で寝るようになるし、トイレもドアを閉めてすることができる日がきます。
一日中抱っこしている日々も確実に終わる日が来て、いつか必ず一人で遊びにいくようになります。
ですから、そんな、大変だけど愛しい日々をめいっぱい楽しんでください。
子どもが赤ちゃんじゃなくなっても、その時々で形を変えて、愛しい日々は続くので、私も、毎日、笑ったり怒ったりしながら、全力で満喫中です。
その一方で、もし自分のやりたいことがあるのなら、どんな小さなことからでもいいので、今だ!と思ったときには、勇気を出して、そのことを始めてみてください。
何かを始めようと思うと、周りには、きらきらしてすごい人たちばかりがたくさんいるように見えるので、怖じ気づいてしまうかもしれません。
いろんなことで、周りに遅れをとっているように感じてしまうかもしれません。
でも大丈夫!
子育てだけにどっぷりつかった日々も、いろいろな面で、確実に自分の力になっているので、安心してください。
私は、そんな時はいつも、「0よりは1」と自分に言い聞かせています。
一気に100のことはできなくても、1を積み重ねていけば、いつかそれは100に近づいていくかもしれないけど、0は、いつまでたっても0のままです。
私の周りには、情熱をもって活躍している60代、70代のおばさま方がたくさんいます。その方々に比べたら。30代、40代は、まだまだひよっこです。
今スタートしても、あと30年くらい時間があると思えば、何でもできると思いませんか?
やりたいことが見つからないときは、まだ、その時ではないと焦らずに充電していても大丈夫です。
無理にやりたいことをこじつけてやってみようと劣っても、なかなか、うまくいかないものです。
その時がきたら、ちょっとだけ勇気を出して。1だけがんばってみましょう。
「0よりは1」です。そのくらいならできそうな気がしませんか?
【目標・活動など】
私は、結婚する前には、高校で物理の講師をしたり、中学生の家庭教師をしていました。
休みがないほど仕事に熱中したあと、結婚し、専業主婦になりました。
自分に何ができるんだろう、何がしたいんだろうと思いながらも見つからず、家事育児中心の生活とボランティアに家庭菜園にと10年が過ぎ、長男が小学1年生になった時、楽しそうだなぁと思って、何気なく参加した某塾の実験教室で出逢ったのです。
この実験、全部、(授業で)やったことある!私、知ってる。
これがきっかけで、科学あそびの面白さにはまり、こんなに楽しいことを独り占めするのはもったいない、周りのみんなに伝えたい!との思いで、少しずつ活動を広げ、今現在、いろいろなところで科学教室をさせていただくことができるようになりました。
障がいをもっているお子さん達のお手伝いを少しでもさせてもらいたいと思っていたら、特別支援教育支援員もすることができるようになりました。
自分の子ども達との時間を一番大切にしてもらえる環境で、やりたい仕事ができて、本当に幸せです。
夢は、読み聞かせが広まったように、お家でできる科学遊びを、小さい子がいるご家庭に広めていくことと、あまり科学に縁のなさそえな子ども達みんなが、科学と仲良くなるきっかけを作りに?幼稚園や、保育園、小学校、児童館や学童保育さんなどに通い続けるおばあちゃんになることです。
函館の子ども達に、科学の楽しさと身近さ、奥深さを伝える息の長い活動を続けていきたいです。
函館支部 三木洋子 (2016.7.26)
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