水木七生さん ママそら「今日の輝くママ」No.951 


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「大変なことや苦しいことも人生のスパイスだと思って楽しんじゃうこと」

今日の輝くママは、カナダバーナビーにお住いの水木七生さん。お嬢様の「一流のスケート選手になる」夢を叶えるべく、英語も話せない、知り合いもいないカナダに移住され、カナダ代表選手にまで育て上げたスーパーママ!水木さんの感動のストーリーをお届けします。

【名前】水木 七生(ミズキナナミ)

【お住まい】カナダ バーナビー市

【子ども】長女16歳、次女13歳、長男10歳

【職業】主婦

【最近嬉しかったこと】
長女の友達が遊びに来た時に、『ママは私の自慢だから』と言ってくれたこと。

次女が「ママ、空がきれいね」と教えてくれたこと。

息子が「今日はママの誕生日だから一緒に寝てあげる」と言ってくれたこと。

【輝くママの秘訣】
今日を迎えられたことに感謝すること。大変なことや苦しいことも人生のスパイスだと思って楽しんじゃうこと。

いつか子供は自立し、子育ては終わるということを自覚して、日々の瞬間はかけがえのないものだと思って丁寧に子供たちと
過ごすこと。

【住んでいる街の好きな所】
バンクーバーは自然も多く、空がとても美しいです。日本とはまた違った自然の美しさに日々触れられるところが好きです。

たくさんの人種が住んでいるので私たち日本人が良い意味で『お客さん扱い』されず、街を歩いている人、店員さん、学校のお友達、先生が受け入れてくれていることを感じられる街です。

おすすめスポットは、Science World。科学館のような場所で、動物、人体、宇宙、ゴミのリサイクルなどなど様々な内容を、体験しながら学べます。
学ぶということは楽しいことなのだと再確認させてくれる場所です。ここに行くと5時間は帰らせてくれません・・・

【全国のママ&プレママへのメッセージ】

育児は期間限定です。どうか、その愛おしい瞬間を噛み締めてください。

ママ業を思う存分楽しんでください。

【目標・活動など】
長女は6歳の時からフィギュアスケートをしています。 自立心の強い子で、 小さい頃から弱音も吐かない頑張り屋さんでした。幼稚園の卒園文集に書いた将来の夢が「スケート選手」。小学校の卒業文集は「一流のスケート選手」とぶれない娘の夢のために家族全員でスケートのために毎日を忙しく暮らしていました。

小学校5年生の頃から私と離れて海外に行き練習、 そして帰国と行ったり来たりする生活になりました。
英語の勉強、自分で洗濯をする方法、簡単なご飯作りなど、 いつ私がいなくなっても大丈夫なように躾けました。

そして2016年、フィギュアスケートのために14歳の娘は単身カナダに渡りました 。
寂しいよりも、練習が楽しくて、夢中になっていました。 私はぽっかりと心に穴が空いていましたが、娘のためと我慢していました。

しかし練習中に脳震盪を起こし、病院に運ばれた娘から意識が朦朧とする声で「ママ〜、早く来て」と日本にいる私に電話がかかってきました。あの強い娘が赤ちゃんのようなか細い泣き声で私を呼んでいました 。「すぐ行くから!!」と答えていました。

そして、次女と息子に事情を話しました。「小学校辞めて、お姉ちゃんのところに引っ越していい?」すると能天気な二人は
「いいよ!スケートならしょうがないよ!」と即答・・・ 彼らは生まれた時から姉のスケートが我が家では一番やらなくては いけないことということを感じていたのだと思います。夫や両親もその選択が子供達にとって最良と理解をしてくれ、快く送り出してくれました。

半月後にはカナダに渡り、親子留学生活が始まりました。
運転も怖いし、英語だって話せないし、親戚も友達もいない。もし私が交通事故にあって死んだら、子供達は誰が迎えに行ってくれるのかという不安に苛まれる日々でした。

そんな中でも子供達はすぐに友達を作り、新しい生活にも臆することなく楽しめる力を持っていました。次女は学校でフランス語を学び、夏休みには有名なサイモンフレーザー大学のコンピュータークラスに入りました。
息子はFCバルセロナクラブでサッカーを週4回しています。そして夏休みは4歳から習っている乗馬のレッスンのため初めて一 人で飛行機に乗せ、日本に帰国させました。

長女は怪我も回復し、順調に練習を重ね、まさかのカナダ代表に選ばれ、ジュニアクランプリシリーズという初の国際試合を経験させていただきました。
長女のためにカナダに渡りましたが、次女にとっても息子にとってもこの選択は間違いではなかったと思います。

親子留学というと大変そうに思われますが、子供達の幸せのためにママが出来ることに場所は関係ありません。
清潔な部屋を用意し、温かくて美味しいご飯を作り、子供の気持ちに寄り添い、失敗した時にも深い懐で抱きしめる。

子供達は100%と言っていいくらい頑張っています。だから私も気持ちを込めて100%ママ業を楽しんで頑張りたいと思っています。


ライター:山崎葉月(2018.8.28)


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山崎葉月

投稿者プロフィール

Everyday Origami 代表。
カナダ留学後に結婚し、現在はドイツ、ハンブルグ在住。
「折り紙で人生を楽しく」をモットーに、ドイツを拠点にワークショップ、デザインワーク、イベント出展を通して、折り紙の魅力を伝える活動を展開。
新しい折り紙のカタチとして、折り紙を使ったバイリンガル教育、折り紙遊び、ラッピングテクニックなど、日常生活でも使える斬新なアイデアを, ワークショップやソーシャルメディアを通して発信している。
2児の母。

Everyday Origami HP http://everyday-origami.com/

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