片付けで子どもに自主性を備わせる~お片付けができない子どもの実態~



インテリアコーディネーター 小島真子

小さいころから、お部屋の模様替えが大好きでした。でもその半面、片づけは苦手で。
子どもの頃は母に、高校生の頃は友達に、OLの時は妹に、主婦になりたての頃も旦那様に部屋を片づけてもらってと……。どうして苦手なのかな?と思ったときに、片づけの方法を教えてもらっていないのかも?という点に気付きました。それから、どうしたらめんどくさくなくお片付けができるのか?という部分が気になるようになり、収納方法をマスター。それでも、子育て時の日々の片づけは、まさに私にとっては試練の連発。そんな現状をおくっている私と同じ想いをされている方に、少しでも私なりのコツをお伝えできればいいなと思っております。
 

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散らかしっぱなしのお片付けができない子どもの実態

 

前回の子どもがいても散らからないリビングの作り方を試しているのにも関わらず、リビングがごちゃごちゃと散らかしっぱなしの状態が続く。収納が続かない。なんで毎日同じことをやらなくちゃいけないんだろうって思うことはありませんか? そんなときは、帰宅してから、リビングをごちゃごちゃにしているものは何かを考えます。
きちんとしているつもりなのにごちゃごちゃするには、実は理由があるのです。
 

<POINT>
物の分別方法はあっているか?

 

分別方法には人別・種類別・使用頻度別などがあります。まずはリビングの広さを見て、見直しを行ってみましょう。その時のPOINTは、子ども目線で考えるということ。子どもがわかりやすい場所を指定席にしてあるか? 使う場所・片付ける場所が近くになっているかを考えましょう。
 

※下記はちょっと失敗した例 TVから距離がある為、子どもが元に戻しにくい場所となっています。その為リモコンがいつもソファの上に置いてあります。ソファでテレビを見るからにほかありません。

 

また、子どもスペースを作るのもお勧めです。リビングの一角に子どもの遊ぶスペースを作り、その周辺におもちゃ等の収納ができるようにしてはいかがでしょうか。一角に作った場合、おもちゃの出す・しまうという動作がしやすくなります。
その他にも
・収納BOXの色を変える
・収納場所にネームタグをつける
 


※画像は、リビング内に設けた子どもの勉強するスペースです。タイルカーペットを使ってあげることによりリビング内でのエリア分けをしています。
 

<POINT>
子どもに片付けを習慣化させる

 

子どもに“脱いだもの片付けなさい~”とか、“使ったもの片付けて~”とか、伝えた場合、子どもに片付けさせている間、親は家事や仕事を行ってしまいがちです。結局子ども自身、その事をやり終えるまでにテレビを見たり、本を読んだりとあちこち道草している状態です。それが毎日続いてしまうと道草が習慣化されてしまいます。
 

これを防ぐために大切なのは、子どもにきちんと片付けの方法を教えてあげること一緒に片付けをすること。そこから徐々に子どもの自主性を確立させます。
 


※タブトラッグズのかごは、色の種類とサイズも豊富なので、おもちゃ分別収納グッズとしてお勧めです。我が家では、脱衣籠として利用しておりますが。
 

明日は、「悪いのは親?やってしまう親が原因」をテーマにお届けしたいと思います。
 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 

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<プロフィール>
プロフィール
自営の建設会社のインテリアコーディネーターの他、フリーのインテリアコーディネーターとして活動。各種メディアへの掲載実績あり。他にもセミナー講師、執筆活動などインテリアを軸に幅広く活動中。
インテリアコーディネーター小島真子Blog
http://ameblo.jp/komajimako/
現在執筆中のコラムサイト(家結び)
http://iemusubi.com/column/author/13
 

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黄野 いづみママそらディレクター

投稿者プロフィール

株式会社ママそら ディレクター
株式会社LIVLA 取締役
ピープルビヨンド株式会社 取締役
16歳で単身アメリカへ留学。学習院大学に入学・卒業し、その後に再度渡米。テレビ局や日系メディア会社にてインターンとなる。帰国後は出版社で、約10年間、広告営業や企画編集ライターなどに従事するとともに、プロジェクトマネージャー、チームリーダーを経験する。出産を機に独立。
「子どもの輝く未来のために、子どもの心を育み親子でHAPPY に!」をコンセプトに、木製玩具、アートグッズの輸入販売や心を育む遊びの提案を行っている。海外生活の経験を活かし、楽しみながら英語に触れることのできる遊びも紹介。グローバル時代を生きる子どものために、豊かな感性や表現力、発信力、人間力を育むプロジェクトに取り組んでいる。
株式会社ママそらでは創業時からディレクターを務め、複数のプロジェクトの統括やスタッフ管理・育成に携わるとともに、ライター育成も行っている。
HP  http://www.twinklekidsstar.com
Facebookページ https://www.facebook.com/kidsstarjapan

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