岡田有里Kitchen通信No.23:スパイスを楽しむ


皆様、こんにちは。料理研究家の岡田有里です。
海外では料理のことを「Art of Cuisine」と言いますが、『食を楽しむ事』は豊かな暮らしのアート(芸術)です。毎月第1火曜日にお届けする岡田有里Kitchen通信では「食を楽しむアート」を様々な角度からお伝えして参りますので皆様のアンテナにピンときたら取り入れてみてください。


今日のテーマは『スパイスを楽しむ』

スパイスを使う料理を自宅でされますか?

私はいつものお料理をアレンジするときにスパイスを良く使います。スパイスがあればシンプルに野菜を焼いたり揚げるだけの料理が香り豊かで味わい深い一品に変身しますよ!馴染みがないな~という方はトライしてみてくださいね。

スパイス=辛くて刺激的というイメージの日本人

「スパイス=辛い」という日本人の感覚はカレーが原点だと私は思います。確かにカレーは辛い料理ですが、辛さ以外に複雑な香りと味が辛さと交わった豊かな料理ですよね。この辛さ以外の複雑な風味もスパイスが作り出している事を多くの方に知って頂きたいので今後のコラムで色々とお伝えしていこうと思います♪

 

日本人と欧米人の「スパイシー」という感覚の比較

日本:「スパイシーな料理」=「辛い料理」が共通の認識です。
欧米:「スパイシーな料理」=「香り豊かで複雑な味わいの料理」という認識。必ずしも辛さや刺激を示す言葉ではないです。

私も20代の頃にイギリス人が辛くない料理を「spicy & tasty」と表現した時に「???」と感じた経験があるので、外国の方とお話をする際に注意して使いたい言葉の一つですね。

 

辛いカレー vs. 辛くないカレー

カレー用にブレンドされたスパイス類に辛いスパイスが含まれていると辛いカレーが出来ます。辛いスパイスを不使用(又は控えめ)で作ると「辛くないカレー」となります。でも、複雑な香りや味わいはそのままで風味豊かなカレーになります。

つまり「辛いカレー」「辛くないカレー」は両方とも「スパイシーな料理」なのです♪

そして、お子様カレー = 辛いスパイスを使わないカレー なのです♪

 

お子様カレーは「甘口」ではなく、「辛くないカレー」です。

子供用にカレーを作る際は「甘口」タイプを購入する事が多いですよね。でも、「甘口カレー」という表現は不自然だな~と思われませんか?甘いわけではないので「辛くないカレー」というのが正しい表現かな?と私は思います。きっと『スパイス=辛い』というイメージが影響している表現なのでしょうね・・・。

これからの子供たちには「スパイシー」という感覚を正しく覚えて香り豊かな味わいの世界を探検してほしいですね。料理研究家として、母として私は心からそう思います。


なぜスパイス=辛い+刺激的というイメージが日本に定着したのだろう?
こんな疑問がコラムを書きながら私の頭をよぎりました。

個人的な想像の域ですが、スパイス(Spice)=香辛料と翻訳した事が原因なのかもしれません。そして、明治時代の日本人にはスパイスは未知の世界で辛く、刺激的と感じたのかな?と文明開化の明治時代にカレーを食べていた日本人の様子を想像しました。きっと目を丸くして驚きながら食べたのでしょうね~(◎o◎;)

ちなみに、現在の固形ルーが販売されるようになったのは昭和25年頃で、今から65年ほど前なんだそうです。
固形カレールーには意外と長い歴史があるのですね・・・。

 


さて、2015年の岡田有里Kitchen通信ではスパイスやハーブの紹介シリーズをお届けします。

次回は第1回としてターメリックをご紹介します。

「うっちん」として沖縄県で親しまれている黄金色スパイスを使った簡単なお料理もご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに~♪

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 


【ママそら沖縄 イベント開催のお知らせ

ママそら沖縄では明日(2015/2/5)から2日間にわたり【安全食材で作るお子様カレー料理教室&ランチ交流会】を開催します。

今回はターメリック、クミン、コリアンダーなど滋養強壮に良いスパイスを使って子供用のカレールーを手作りして冷凍ストックする方法のご提案します。このカレールーを冷凍庫に常備すればいつでも気軽に手作りカレーをご自宅で楽しめるようになります♪

講師にはオリジナルカレーレシピを考案されたママそら沖縄メンバー富濱幸恵さんを迎えて調理指導の後、「かわいい~❤」と子供たちの歓声が聞こえそうな可愛いパンダの盛り付けでカレーを召し上がって頂ます。そして、安全な食事に興味をお持ちのママ同士でランチ交流会では子育てや食生活に関する情報交換などをしながら楽しい時間を過ごしていただければいいな~と思っています。
あ、そうそう。このイベントは1~3歳のお子様連れで参加される方が多いので、子供たちの交流会も楽しみです♪きっとかわいいシーンに出会えることでしょう(●^o^●)

イベントの様子はレポートでお届けいたしますので、どうぞお楽しみに~!


岡田有里

沖縄県那覇市内の自宅にてフランス菓子教室、料理教室を主宰
教室HP/Blog: http://www.okadayuri.com


丁寧な食生活が生み出す豊かな変化
食生活とは食べる事だけに留まりません。
作る楽しみは探求心を生み、器や花を愛でると心が潤います。
食の安全に目覚めると体と環境を大切に守るようになります。

明るい未来を子ども達が歩む為に私達が出来る事とは日々の食生活を確実に営む事ではないでしょうか?

 

あなたの周りに広がる素敵な変化
心のこもった食事は不思議な力を持っています!
美味しく食事からは笑みと会話が生まれ、人々は食卓に集まってきます。そのようにして取り入れる「食」は単なる栄養を取る手段から心身を潤す物へと進化して心身に調和を生み出します。
この心と体の「調和」こそが人としての芯を強めて人生を幸せに歩むパワーを生み出していくと私は考えています。

「食を丁寧に楽しむ」ライフスタイルについて皆様も一緒に考えてみませんか? 

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岡田 有里ママそら沖縄支部代表

投稿者プロフィール

料理研究家。アメリカ留学を経て外資大手企業でシステムエンジニアとして勤務。2001年に結婚を機に沖縄へ移住。その後は単身パリへ渡りフランス菓子を学び、現在は料理・フランス菓子教室を主宰。独自の感性でプロデュースするモダンで気品のある空間表現とトータルなおもてなしスタイルの教室は長年のファンが多い。食の楽しみや安全をテーマに執筆やイベント活動も行うなど多忙な日々を送っている。 
ママそら沖縄支部代表。
☆岡田有里 料理教室・フランス菓子教室HP/Blog☆
http://okadayuri.com
☆okadayuri.comのFacebookページ☆
https://www.facebook.com/okadayuricom

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